今年も本格的なサマーシーズンに入りました。
海に山にとレジャー計画を立てている人も多いと思いますが、やはりこの時期に注意しなければならないのが「夏バテ」です。
なぜ、夏バテを引き起こすの?
そもそもなぜ「夏バテ」を引き起こしてしまうのでしょうか。
夏は、食欲が落ちることにより、おかずが揃った食事をきちんと摂らなくなります。
麺類やアイスなど糖質中心の食事には代謝に必要な栄養素としてビタミンB1が必要なのですが、それが不足することでダルさを感じ、夏バテの症状が出るのです。
また、夏バテ防止対策としてスタミナ満載の食事を意識的に摂るという人も多いですが、夏をはじめとして一年中、植物油を上手に摂るようにしたいものです。
それが、今では定番ともいえるオリーブオイルですが、悪玉コレステロールを減らす働きがあるといわれるオレイン酸を豊富に含んでいます。
食欲アップで夏バテ防止にも効果があり、さらに体にも優しいオイルです。
暑い夏を有意義かつ健康的に乗り切れることは間違いなしです。
夏バテを予防するには、抗酸化成分の摂取を!
オリーブオイルは抗酸化成分が豊富で、ポリフェノールやスクアレン、ビタミンEを筆頭に、30種類以上もの抗酸化成分が含まれています。
その中でも、エクストラバージンオリーブオイルは、他の油脂ではほとんど取り除かれてしまうようなフラボノイドなど、フィトケミカルの抗酸化物質があまり除去されずに絞り出されています。
また、エクストラバージンオリーブオイルには、各種のポリフェノール、ビタミンE、βカロテン、クロロフィルなどが溶け込んでいます。
強い紫外線や酷暑に悩まされる夏は、疲労をもたらす活性酸素が増えやすい時期。
抗酸化物質が豊富なオリーブオイルは、体内で過剰になった活性酸素の抑制をサポートし、疲労を回復させて体の中から元気にしてくれるのです。
また、オリーブの実には強い太陽光線から身を守るために、多種多様な抗酸化物質が含まれています。
抗酸化成分は種類によって体内で作用する場所が異なるので、種類の異なる抗酸化成分を同時に摂取することは、身体全体の抗酸化につながるといえます。
紫外線による活性酸素の発生を予防するためには、抗酸化成分が含まれる食品を積極的に摂りましょう。