いよいよ夏本番です。
これからは、蒸し暑い毎日が続きます。
外を歩けばギラギラの日差し、冷房の効いた部屋に入ると心地よいですが、外に出れば室内との温度差にクラクラしますね。
熱中症対策に水分補給が欠かせないとはいえ、つい冷たいものばかり飲んでしまい、さっぱりした食事しか食べる気がしないです。
また、暑さで汗をたくさんかくため、腸の水分も不足気味です。
なんとなく腸の働きもよくない気がしませんか。
実は、暑さにより、夏は「停滞腸」になりやすいのです。
では暑さによる「停滞腸」を改善するにはどんな点に注意したらいいでしょうか。
なんと夏の停滞腸には、オリーブオイルがいいようです。
そこで、この記事では、停滞腸とは何か、なぜ、オリーブオイルが夏の停滞腸にいいのか、また、オリーブオイルの上手な使い方などをご紹介します。
停滞腸とは?
女性のお悩みの中で一番多い「頑固な便秘」です。
その原因の1つとして最近注目されているのが「停滞腸」。
汗をかく事による水分不足もあり、夏の腸の働きは停滞しがちです。
このような状態を「停滞腸」といいます。
腸が水分不足によって動きが停滞してしまうということで、本来は、常に動き続けているはずの腸が、ほとんど動かなくなってしまう症状です。
また、体を内側から冷やしてしまうことは体力の低下につながりやすく、自律神経の乱れが生じる事も少なくありません。
腸が元気でなくなるとひどい便秘にも結びついてきます。
「腸内環境」を整えるにはオリーブオイル!
できるだけ栄養バランスのよい食事を摂る事が大切ですが、調理にオリーブオイルを使用することでより手軽に、効果的に腸管の運動を高めて排泄能力を良くし、「腸内環境」を整えることができます。
オリーブオイルに含まれるオレイン酸には、動脈硬化などの原因となる血中の悪玉コレステロールを下げる働きや、腸を「快適に動かす働き」があるのです。
腸の不調の多くは、食事の内容が大きく関わってきます。
食生活を変えることは、大腸がんの予防などにもつながります。
そこで、まず、おすすめしたいのは、オリーブオイルです。
これは、どんな料理にも合い、体を温める効果が高く、便秘を予防する最強の食材ともいえます。
オリーブオイルの上手な使い方
「停滞腸」にならないようにするには、まずバランスのよい食生活を心がけましょう。
そして、調理のメインの油にオリーブオイルを使うようにするといいです。
ドレッシングに使ったり、揚げ物や炒め物の油として使ったり、野菜ジュースに混ぜてもいいでしょう。
腸の保温にはココアなど温かい飲み物に混ぜるのも効果的です 。
これで、夏の夏の停滞腸を乗り切りましょう。
オリーブオイルは、身近な食材にプラスすることで、塩分も控えられますし、腸内の環境が整えられ、「停滞腸」の予防にもなります。