2020.03.23

オリーブオイルの歴史

現在ではとても身近なオリーブオイルの存在ですが、その起源は約8,000年前まで遡ります。古くから「生命の樹」として人々に親しまれてきたオリーブの木は、人々が最初に栽培した種類の木でもあります。

オリーブの発祥はギリシャ南部に位置する「クレタ島」であり、現在では海がとても綺麗な場所として注目を集めています。オリーブは温暖な気候の場所で良く育つ為、産地は地中海沿岸の国々を中心として、スペインやシリアなどで幅広く育てられています。

6,000年前には現在のトルコなどを中心にオリーブの栽培が盛んに行われ、その後周辺の国々へと広がっていきました。そして月日は流れて、ローマ帝国時代には領土を広げる為にオリーブの栽培を周辺の国々へと促していきました。15世紀の大航海時代には、スペインからインド諸島を経由してコロンブスがアメリカ大陸に到着した頃、アメリカにもオリーブが伝わりました。オリーブは、人類の産業発展と共に世界中へと広まっていきました。

日本にオリーブが伝わったのは、約400年前の安土桃山時代です。ポルトガル人のキリスト宣教師が来日した際、持ち込んだという記録が残っています。その後日本は鎖国の時代を迎えますが、開国後1908年に当時の農商務省によって、三重県と香川県の小豆島、そして鹿児島県の3県でオリーブの栽培が試験的に行われました。特に瀬戸内海に面している小豆島は温暖な気候であるということもあり、小豆島のみがオリーブの栽培に日本で初めて成功しました。現在でも、小豆島には島内で最初に植えられたオリーブの挿し木を見ることが出来ます。